介護保険内外サービスまとめ

介護保険サービスを受けたい場合は、住んでいる地域の窓口で要介護認定の申請をする必要があります。自身での申請が難しい場合は家族や地域包括支援センターなどを通じて申請の代行をしてもらうことも可能です。申請した後は認定調査が入り、担当者による訪問調査やかかりつけ医による意見書などによって判定されることになります。要支援度や要介護度にはレベルが設定されているので、該当するレベルによって受けることのできる介護サービスは変わってきます。

介護サービスの中には、介護保険が適用されない保険外サービスというものもあります。介護保険サービスは利用者の自立支援を目的としているため、最低限必要な支援しか行いません。一方、保険外サービスは保険適用外のため多くの費用がかかりますが、範囲に制限がないので多様なサービスを提供することができます。高齢者の介護サービスに対するニーズは多様化していくことが予想されるため、この機会に保険外サービスについても詳しく知っておきましょう。

介護保険が適用されるサービスは大きく分けて3つあります。まずは、入所をして介護を受ける施設サービスです。介護施設にはいくつか種類がありますが、すべての介護施設がその対象となるわけではないので確認しておきましょう。次に居宅サービスです。居宅サービスとは、自宅に居ながら利用できる介護サービスのことです。そして最後が、指定された事業所がその地域に住む利用者に対して行う地域密着型サービスになります。それぞれのサービスについて詳しくみていきましょう。